家を売る時に知人や友人に頼むのは賢い方法なのか?不動産のプロが教えます!

家を売る相談を友人にしていいのか? 家を売りたい

家を売る時に知人や友人に頼むのは賢い方法なのか?

不動産という大きな資産の売却を考える時は、
自分一人ではなかなか不安なものです。

不動産業者を頼って売却に臨むケースが多いと思いますが、
その業者選び自体が経験がなければ不安ですよね。

そこで友人や知人に不動産に詳しい人がいれば、
相談したいと思うこともあるでしょう。

友人や知人は基本的にはあなたの味方であるはずですから、
自分に不利なことはしないだろという希望的観測が働くのも事実です。
しかしそれは素人に大事なお金を預けるのと同じで、非常に危険な行為なのです!

今回は家を売る時に友人や知人を活用することについて考えてみましょう。

友人知人の活用にはどんなケースが考えられるか
不動産の売却にあたって友人や知人の力を借りるといっても、
色々なケースが考えられます。

知り合いが不動産業者で働いているというケースもあるでしょうし、
不動産業者に勤めているわけではないけれど、
ファイナンシャルプランナーなどで不動産に詳しい人がいるので相談したい、

あるいは不動産業者を紹介してくれそうな繋がりのある人に相談したい、
と考えているケースもあるでしょう。

あるいはちょうど家を探している知人がいるので、
直接買取を頼んでみるのはどうかと考えることもあるかもしれません。

ケースによっては友人知人の関係性よりも、
利害や利権が絡むために、
必ずしもあなたにとって有利になるとは限らないこともあるかもしれません。

次の項から個別のケースを想定してメリットやデメリットを考えてみましょう。

不動産業者で働く友人知人に相談するメリット・デメリット

 

不動産業者の友人に家を売る相談をするメリットとデメリット

友人知人が不動産業者で働いている場合、
パッと見は一番気軽に相談することができるように思えます。

もしその友人知人が家の売却事案に長けていていれば、
速やかに購入希望者を見つけて売買取り引きを上手くまとめてくれるかも知れません。
円滑で迅速な取引の実現が期待できますね。

ただ、不動産業者に勤めているからといって、
家の売買取引に長けているかというと、
必ずしもそうではないことを知っておく必要があります。

まずその不動産業者自体が、
どのような種類の不動産業を得意としているのか?
を確かめる必要があるでしょう。

一口に不動産業者と言っても、
家の売買取引の仲介が得意であるとは限らないからです。

賃貸ビジネスの方が主業である業者もいますし、
売買仲介のなかでも家屋ではなく土地の方が得意である業者もいます。

家屋であってもマンションなのか一軒家なのかといった種類でも得意分野や経験値が異なるので、
できるだけ有利に売却を決めたいならば、
あなたの保有している家屋の種類に応じた経験値の高い業者に頼む方が有利になります。

また会社自体ではなく、
その友人知人の属人的な得意度にも左右されます。
通常、売買事案は賃貸事案よりも難易度が高いので、
最初のうちは売買事案を任されることはありません。

十分経験を積んだ後で売買事案の担当者を任され、
そこでさらに何年もかけて経験を積んでいくのです。

そのような十分な経験がなくとも、
売却の相談を持ちかければ無下に断ることはしないと思いますが、
それは友人知人関係にあるからというよりは、
仲介手数料から自分の懐に入る歩合給の魅力の方が勝ることが多いからです。

不動産業者に勤めているのだから難なく話をまとめてくれるだろうと、
無条件に期待するのは少し危険と言えるでしょう。
また直接買取を主業にしている業者であった場合は注意が必要です。

不動産業者の中には物件を直接買い取って転売して利益を稼いだり、
買取後に修繕を加えるなどして付加価値をつけ、
賃貸ビジネスによってインカムゲインを得るのが得意な業者もいます。

こういった業者の場合直接買い取ってくれるので、
話がまとまりやすく現金化がしやすいので急いでいる時は助かります。

しかし業者側は転売する場合は利ザヤを稼がなければなりませんし、
修繕して賃貸するにしてもそのための費用を回収する必要があるので、
買取金額はその分下げなければ利益がでません。

市場で買い手を探す仲介の場合よりもかなり安く買われてしまうことになるので、
この点は知っておく必要があります。

「それならウチで買い取るよ。」
などと言われた場合は直接買取になるので、
より高い金額で売りたいという場合は仲介を依頼した方が賢明です。

直接買取を主力にしている業者でも、
仲介は絶対受けないということは無いでしょうから相談は可能です。

ただし直接買取の業者の場合、
市場で買い手を探す仲介のノウハウは少なく売却成功までに、
時間がかかってしまう可能性も考えられます。

また中には広告宣伝を適当に行ってなかなか売れないように演出し、
頃合いを見て直接買取を持ちかけてくることもあるので、
その友人知人の信頼度が低い場合はさらに考慮が必要かもしれません。

不動産業者以外の友人知人にお願いするメリット・デメリット

 

不動産を売る時に知人に相談するのは間違い

不動産業者とつがなりがあって関連の知識もある、
ファイナンシャルプランナー(FP)などの友人知人に、
家の売却を相談するということもあると思います。

こうした人たちの中には、
不動産業者と提携している人も多いので、
場合によってはスムーズに事案が進むことが期待できるかもしれません。

FPであれば関連知識もあるので不動産の売却について、
総合的な相談をすることができるメリットもあります。

業者勤めの友人知人にいきなり相談するよりは、
税金や家の売却資金を使ったライフプランの相談などができるのが利点です。

ただもしそのFPやその他友人知人が特定の業者と提携している場合で、
紹介料などのマージンが発生するような関係であった場合、
本来相談者にとって一番有利に事を進められる業者ではなく、
FPにとっての紹介料のうまみが、一番大きくなる業者を紹介される恐れもあります。

今流行りの保険の総合代理店でも同じような問題が指摘されていますが、
顧客や相談者にとって一番有利な保険商品よりも、
その代理店に一番多くのマージンが入る商品を進められてしまうことがあるという問題があります。

不動産業者の紹介料ビジネスについても同様のことが言えるので、
業者の紹介をお願いするのであれば本当に信頼できる人にお願いすることと、
紹介料の発生などについてもけん制の意味で尋ねてみると良いかもしれません。

「紹介してもらうと君にはいくらかマージンが入るの?」と聞いておくだけでも、
「単なる紹介ではなく利害関係者になるのだから相談者にとって有利な業者を紹介してあげなければ」
という意識が働きやすくなります。

マージンが入るからと言っても悪いことをしているのではないので相手を責めることはできませんし、
齟齬なくスムーズな売却が実現できる可能性はあるので、
信頼できる場合は依頼者とっても必ずしも悪いものではありません。

ただ裏のバックマージンは目で見えない繋がりですから、
そのリスクを完全に無くすことができないことも覚えておきましょう。

家を探している友人知人に買取をお願いするメリット・デメリット

 

不動産を売る時は知人に相談してはいけない

通常不動産は個人にとっては、
それほど多くの頻度で売り買いをすることはないので、
自分の身近で家を探している人がいるということもあまりないと思います。

ただ仕事の関係や離婚などで、
現住の住居を売り払って新たな住居を探すということはあるので、
友人関係や知人でもそのような方がいても不思議ではありません。

よく親せきなどで不動産を直接売買することがありますが、
不動産業者を通さない場合は仲介手数料を支払う必要がないので、
金銭面では大きなメリットがあります。

数十万から数百万の手数料が必要になるケースもあるので、
その出費を抑えることができれば大きな余剰資金として活用できます。
一方で業者を介さない取引で不安を感じるのが購入相手とのトラブルです。

友人知人ということで安心できるかと思いきや、
逆に問題がこじれて関係にヒビが入ることも考えられます。

不動産のトラブルでは取引契約に不備や、
あいまいな点を残すことによって生じるトラブルや、
物件自体になんらかの瑕疵(欠陥のこと)があって、クレームが入ることがよくあります。

業者を通す場合、契約上の不備を残さないように起こり得るトラブルを想定して、
これを手当できるような契約条項にしたり、あらかじめ契約当事者が問題となりうる点について、
お互いに確認してトラブルの芽をつぶしておくといったことが可能です。

また物件の瑕疵によるクレームについても、
よく問題となるような事例は常日頃から経験していますから、
重点的に点検を呼びかけるなどしてくれます。

こうしたプロの目が入らない個人間の取引では、
法的リスクが大きくなることは否めません。

それほど金額が大きくならない中古家電などの売り買いと違って、
数百万単位のお金が動く不動産の取引では、
こうしたリスクはとても重大な結果をもたらすことにつながります。

家の取引で問題になりやすいのが瑕疵担保責任についてです。
瑕疵担保責任とは物件に隠れた瑕疵がある場合に負う責任のことです。

例えば屋根裏のわずかな雨漏りや家の基礎に存在する亀裂など、
通常確認することが難しい隠れた欠陥があっても、
売り主はそれを確認することができません。

その隠れた瑕疵によって、
家の売却後に雨漏りや建物のゆがみなどが生じた場合、
原則として売り主はその責任を負う必要があります。

雨漏りを直したり、
基礎の修理を行うなどして買い手側の満足を図らなければなりません。

個人間取引の場合、個人の売り主は契約上で、
この瑕疵担保責任を負わないとする内容の契約にすることもできなくはありませんが、

買い手側にとって瑕疵担保責任が追及できないということは、
非常にまずいので難色を示すのは必至です。

この点について瑕疵担保責任を負う期間の伸長を検討したり、
それに連動させて売却金額や諸費用の負担分の調整を行うなど、
交渉面で工夫が必要になるでしょう。

仮に契約上は上手くまとまったとしても、
いざ何らかの不具合やトラブルが発生した場合は、
少なからずその物件を売った相手に対して良くない感情が湧くことは必然です。

友人知人といった関係にヒビが入ることも十分考えられますので、
お金の貸し借りと同様に気安くお願いできる反面、
いざという時は関係を破たんさせる原因ともなり得ます。

家を売る事を友人知人に相談する事まとめ

 

家を売るのは不動産屋に任せてはいけない

以上、
家を売る時に友人や知人に頼むことの是非について見てきましたが、
もし不動産業者に勤めている方がいても何も調べずにいきなり頼むのはいかがなものかと思います。

少なくともその業者の専門分野や、
得意分野については調べてみる必要がありますし、
その友人知人の方の「家の売却」についての経験値も聞いてみる必要があるでしょう。

FPなどの専門家に業者の紹介をお願いする時には、
紹介料の存在については頭に入れておきたいですね。

友人知人に直接取り引きをお願いするのは、
家族や親せきなど高い信頼関係にある場合はまた違います。

関係にヒビが入ることもあるので単なる知人や友人の場合は少し怖いので、
売買取引自体は業者を介入させたうえで、購入者探しの手間がない分、
仲介手数料の値引きをお願いするなどの工夫も考えることができます。

いずれにしても、
不動産の売却は複数業者の比較検証は絶対必要です。
友人知人に相談するにしても、別に複数業者への査定依頼は必ず行う必要があります。

専門分野やノウハウや経験がある人に任せるのが良い結果が出るのです。

一番良い方法は友人にもお願いするのと同時に、
他に複数の不動産業者に依頼する事です。
今ならネットで簡単にできますので以下のサイトから不動産無料査定を行えます。

あなたが家を売るという事を考えているならば、
やるやらないは抜きにしてとりあえず見ておくと良いでしょう。

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